ウンチと孤独、そして光

ウンチを我慢するのが好きだ


焦りと快感が

お腹のなかに混在している

そんな感覚が好きだ


その感覚にひたるときには

無性に独りになりたくなる


部屋のすみで三角座り

しゃべりかけんなオーラを出して

おれは孤独と解りあう


けれども居心地の良い孤独というものは

けだるい麻薬のようなものだ

いつまでもここにはいられない


さあすべて出してしまおう

そしてしっかりケツを拭こう


まだお尻はひりひりするけれど

おれは濡れた手でドアをあける


光の下を歩いてゆこう